ちっぽけな世界

ちっぽけな世界から覗いたあらゆることを記している雑記帳。

XPERIAでハイレゾ音源を聴いてみた。

XPERIASoftBank 401SO)に機種変して約1ヶ月。

いろいろと熟れてきたところで目玉機能のハイレゾ音源を聴いてみました。

 

ヘッドホンはSoftBankXPERIA予約キャンペーンで1万円引きで購入した、MDR-1Aというモデル。ハイレゾ音源の幅広い再生周波数にも対応しているヘッドホンです。

 

聴いてみたのは…。

 

中山美穂のベストアルバム、「COLLECTION Ⅰ」です。

今までは中学の頃に買ったCD(たぶん初回販売盤。LPレコードと歌詞カードが共通のやつ)をiTunesで標準の音質(128kbps)でリッピングしたAACファイル。

 

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Walkmanアプリでハイレゾ音源を再生すると、ジャケットに「HR」と表示されます。 
 
正直、本格的なオーディオセットを持っているわけでもないし、もともとiPhoneで満足していた耳なので、プロの見解とは違うところがあるかもしれませんが(笑)。 
 
もともとのリッピングしていたファイルの音質も128kbpsにしては変にシャリシャリしているわけでもなく、安定して聴いていられる音質です。 
 
まずこれをXPERIAWalkmanアプリで再生。圧縮ファイルをハイレゾ相当にアップスケールする機能はOFFで、その他のイコライザー等は全てOFF。音質は、今までに聴いていたものとさほど変わらず。まぁ、ヘッドホンが良くなったので低音から高音まで心地よく響いてました。 
 
次にハイレゾ音源をば。今回の「COLLECTION Ⅰ」は、オリジナルのアナログマスターを新たにリマスタリングしてハイレゾ音源化したものとのこと。リマスタリングされているので若干音が変わってるかのせいがありますが、よくあるCD音源をアップスケールしたハイレゾ音源ではないです。 
 
で、再生してみると、まずは音の広がり感(左右の音がきれいに分かれている)がすごいのと、細かいパーカッションの音もしっかりと聴こえることにビックリ。よくハイレゾ音源というと、高音域の広さばかり注目されますが、聴いてみて真っ先に思うのは「音の厚み」の違いです。圧倒的に情報量の多さというか、当時の80年代アイドルのサウンドが「実はこんなに厚みがあったんだ!」って驚きました。メインボーカルの艶やかさも際立ち、またコーラスのブレス音なども聴こえてくるので、本当にライブで聴いている感覚に近くなりました。 
 
ここまで感覚的に違いがわかるのであれば、当時のアルバムとかもハイレゾ音源化して発売してほしいなぁって思っちゃいます。 
 
しっかし、当時はCDの発売が始まり、デジタルレコーディングが主流になり始めてましたが、今となっては保存状態の良いアナログマスターがある方が、高品質なハイレゾ音源になれるってのも不思議な感じがしますね。 
 
こんな自分でもここまで違いがわかるので、もともと音楽にこだわりがある方はもっと違いがわかると思います( ´ ▽ ` )ノ
 
ハイレゾ化にあたってマスタリングを行ったエンジニアのインタビューが掲載されてました▼