ちっぽけな世界

ちっぽけな世界から覗いたあらゆることを記している雑記帳。

台湾に行ってきました〜2011Ver. その2

2日目は今回の旅行のメイン、平渓線!

軽く朝食を済ませてから、いざ台北駅へ!…しっかし、切符の買い方がイマイチ不明。乗る電車もどれが正しいかよく分からないし、自動券売機を見ても目的の駅が出てこない…。というわけで、困った時の筆談作戦!「瑞芳 1人」と書いた紙を窓口へ。そしたらスルッと切符が。49元でした。上にある電光掲示板を再度確認し、東方面へ行く普通列車は基隆行きでホームは4Bだな?と確認(危ういw)、とりあえず乗ってみました。想像よりも普通の通勤電車って感じでしたが、入口に段差があるので転けそうになりましたw ネットで路線図を確認した所、途中の駅で乗り換えなければならないと判明。八堵駅で宜蘭行きの列車へ乗り換え。どうやら自分と同じく平渓線方面を目指す観光客が多いっぽかった。

八堵から3駅で平渓線の起点となる瑞芳駅。ここは九份への入口でもあるので多くの観光客でいっぱいでした。降りたホームの中間くらいに窓口があって、そこで平渓線1日乗車券を購入。平渓線内乗り降り自由で52元!(約150円!) これまたタイミングが良くて、ちょうど降りたホームの反対側に平渓線の車両がすぐに到着。今度は電車ではなくってディーゼルカーです。とりあえず終点の菁桐(チントン)へ行き、そこから少しずつ戻ってくるという旅程を適当に計画して乗車。一日乗車券のウラに路線図と観光名所がイラストで紹介されていたので、何となくそれでイメージしつつ(ホント、行き当たりばったりの旅!)。

平渓線のディーゼル列車

菁桐駅は日本統治時代に作らてた駅舎をそのまま修復して使っているってことで、何となく懐かしい雰囲気を感じつつ(日本の田舎の駅って感じです)。映画『台北に舞う雪』のロケ地巡りも兼ねてるので、駅前とかをフラフラと散策。名物の竹筒もたくさんありました。

菁桐駅

菁桐の竹筒

自分もひとつ購入して願い事を書いて、駅前に吊るしてきました。吊るしたところで台湾の家族連れに声をかけられ、あと15分で列車が出るよ〜って教えてもらいました。

駅からちょっと離れたところには日本式建築の家が残ってる場所とかもあって、不思議な感覚がする場所もありました。また、駅のホームとかも自由に出入りできるので(電車も1時間に1本くらい)、懐かしい雰囲気のホームや、石炭を積む場所や蒸気機関車に水を入れる塔なども自由に見ることができます。

列車がもうすぐ来るってことだったんだけど、となりの平渓(ピンシー)までは歩いていける距離ってことだったので、ちょっと歩いてみようと思い線路沿いの道を歩き始めました(同じく歩いている人がいたので近いと思い)。ところが結構な距離で、しかも炎天下、意外とハードでしたw でも景色もいいし風が心地よかったので、写真を撮りながら歩いていたら到着。

平渓は菁桐よりも賑やかで、老街とかは食べ物屋さんもいっぱい。また有名な天燈祭が開催されるところってことで、天燈をモチーフにしたおみやげもたくさん売ってました。次の列車まで1時間くらいあったので、観音巖やら日本統治時代の防空壕などを見学。

平渓の街並み

お腹空いたので大腸包小腸(台湾ソーセージ)のお店で並んでたら、ここでも先ほどの家族連れにバッタリ。このあととなりの十分へ行くそうな。そんなこんなで昼飯は黒胡椒大腸包小腸になりました(甘辛くて旨かった!)。

それから列車に乗って十分へ。どちらかというと十分の方が天燈上げが盛んな雰囲気で、線路沿いにたくさんの天燈のお店があって、みんな思い思いの願い事を書いて飛ばしてました(失敗して燃え尽きちゃってる人たちもいたけどw)。

飛んでいく天燈

ちょっと暑かったのでマンゴーアイスを食べつつ、十分瀑布という滝を目指しウォーキング。結構大きな滝があるってことだったので、期待して歩くこと30分。途中、平渓線の線路沿い(というかほぼ線路)を歩いて到着したら入口で入場料が必要とのこと。80元を支払い(ちょいと高いよね…)中に入ると…、確かに滝は凄いんだけど人工的?…雰囲気がなんつーか寂れたテーマパークのようでした。ちょっと期待はずれだったかな〜。でも意外と観光客は多かったです。帰り道の線路沿いの道であわや人身事故!という場面にも遭遇。みんな線路を歩いているんだけど、列車に気づかなかったようでした。ま、列車ものんびり走っているので大丈夫だったみたいですけど…。

十分瀑布

その後、十分駅まで戻り次の電車を確認していたら、また家族連れに遭遇!「旅を楽しんでね〜」って挨拶を交わしてから、再び平渓線へ。

瑞芳駅で逆行きの電車に乗ってしまうというハプニングもありましたが(次の駅で折り返しましたw)、なんとか松山駅まで戻ってきました。次の目的地は饒河街夜市!胡椒餅が美味しいってことで、行ってみたかった夜市なんです。入口のところで美味しそうな胡椒餅を売っていたので早速購入。そしたら店員のお姉さんがおまけで小さいエビ入り胡椒餅をおまけしてくれました!焼きたてでどっちも激ウマ!

饒河街夜市の胡椒餅

それから夜市をグルッと巡って、最後はマンゴーかき氷で〆!

マンゴーかき氷

マンゴー味の氷にマンゴーと練乳、マンゴーソースがたっぷりかかってました。ボリュームあるし甘いんだけど、あっという間に食べてしまいました。130元で、おそらくこの旅の中で一番高価な食べ物だったかも…。

その後職場へのお土産を買いに、徒歩20分くらいのところにある佳徳糕餅というパイナップルケーキで人気のお店へ。時間は20時を回っていたにもかかわらず店内大混雑!特売品に群がるおばちゃんの如くパイナップルケーキを箱に詰めレジへw ここのは表がサクサク、中はしっとり系でした。意外とあっさり味。

パイナップルケーキを持ってまた20分近く歩いたところにあるMRTの駅へ。そこからホテルへ帰還。一休みしてから西門街へ。

西門街


ここは賑やかです。夜市とは違った雰囲気で、どっちかというと渋谷みたいな雰囲気ですね。

ひと通り散策してからホテルへ。バタンキュー。

その3へ続く。