ちっぽけな世界

ちっぽけな世界から覗いたあらゆることを記している雑記帳。

改めて感じたこと。

なんか昨日から地震がまた多発してますが。

新潟や福島でも震度5強の揺れですから心配ですし、ちょっと怖いですね。

それにしてもやっぱり3.11以降、いろんな意味で生活が変わったような気がします。

一番は防災意識ですね。

そもそも関東って地震が比較的多かったと思います。自分が覚えているだけでも震度5以上の地震は、今までの人生の中で3月のを含めて3回。震度3クラスになるともう数えきれない程、経験しています。

子供の頃は毎年9月には関東大震災を想定した防災訓練があったり。

でも、良くも悪くも地震慣れしてしまっていたのか、例えば家族で夕飯を食べている時に地震があっても、慌ててテーブルの下にもぐったり、家の外へ非難とかってしたことありませんでした。むしろ、テレビに表示される地震速報の震度を当てることに注力していたり。学校とかでも実際に地震で非難とかしたことありませんでした。

自分も地震なんてそんなに怖くない、そんなイメージでした。

そんな自分の意識が変わったのが、阪神淡路大震災。地震であそこまでの被害が出るということを、画面を通して見ただけでも怖いって思いました。社会人になり、震災経験者の方と会う機会もあり、話を聞けば聞く程、日頃の備えが大事って思うようになったのを覚えています。この時からタンスなどが倒れないようにするとか、ちょっと気を遣うようになりました。

地震が怖いって思うようになったのは、2、3年くらい前にあった、東京足立区で震度5強を記録した地震です。その時は都心へ出かけるために地元の駅のホームにいたんですが、突然足元をすくわれるように転倒しかかりました。その直後、目の前に止まっていた電車が、1両目から順番に凄い角度まで揺れたのを目撃。立っていられない程の揺れを経験して、始めて怖いって思いました。確かこの日もほぼ終日、都内の地下鉄やJRはダイヤが乱れて大混乱でした。

そして3月の大震災。

時より、防災に関する番組とかでも帰宅困難者の話題や、帰宅支援マップなどの話は知っていましたが、まさか自分が帰宅困難者になるとは思ってもいませんでした。

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↑地震直後。ビルから離れるために、道路に避難した人たち。

震度5クラスの揺れに襲われても、思った程被害は少ない印象うでしたが、想像以上に交通機関の乱れは酷かったです。被害は少ないと言いつつも、ところどころでガラスが割れているところもありました。

電話も通じなくて、辛うじてメールなどのパケット通信が使えたのがラッキーでしたが…。

自分も当日、新宿から秋葉原経由で歩いて帰ることになってしまい、トータル約25km、7時間の道のりを歩いたわけですが、ホントにキツい道のりでした(おそらく精神的なダメージもあったと思います)。疲れきって帰宅した後も、早朝まで続いた緊急地震速報で緊張感が続いて、大変でした。

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↑シャッターが閉められて混乱している上野駅。

…あれから3ヶ月、福島原発の事故などもあり、計画停電などもあったりしましたが、やはり防災意識だけでなく、今までの生活を見直していかなければならないのでしょうね。あまりにも無防備に、贅沢に生活し過ぎていたのかも…と、自分の生活を省みて思います。

昨日からの地震連発にちょっとビビって、改めて考えさせられたので記録しておきます。

そいでは。