ちっぽけな世界

ちっぽけな世界から覗いたあらゆることを記している雑記帳。

青春の1ページ。

最近ホント、いろいろとあって、人生について考える機会が多いです(3月の震災や5月の行きつけのカフェの閉店や、その他モロモロ…)。

人生の転機って死ぬまでに何回あるんでしょうね。

何となくそんなことを考えてしまいます。

思い起こせば自分にとっての人生の転機は、高校3年です(断言できます!)。

高校2年までは比較的地味な、帰宅部の学生でした。中学の時にちょっとグレてた反動で、ホント目立たず地味に生きてました。しかし友達の演劇部を手伝うことになり、その流れで文化祭実行委員にもなってしまったのです。高校3年に入部という(笑)。

そもそもチラシやポスターを作るのが好きだったので、公演の案内とか楽しめてやれたんですが…。何故か顧問の指示で春季高校演劇祭のオープニングの挨拶をすることになってしまい…。それまで人前で何かをするなんて、幼稚園でのお遊戯会くらいしかなかったのでトンデモナイ出来事で。リハーサルもまともに行えないまま本番の挨拶。緊張しまくった挙句、マイクを使って話すのを忘れグダグダな挨拶となってしまいました(当時のビデオはお蔵入り)。

でもこの経験で、何か変わったんですよね。

ま、失敗には変りないのですが、「何だ、意外と自分もできるんじゃね?」的な勘違いかつ根拠のないポジティブ・シンキングというか。

その後の文化祭実行委員では、強気な実行委員長に対してもバシバシと意見をし、パンフレット作成もそれまでの形を無視してゼロから作り直し(結果、予算度外視でしたが、廃棄率がグッと下がって好評でした。以降しばらくその体裁が続いたみたいです)。文化祭当日まで約1ヶ月、毎日「文化祭ニュース」というチラシを毎日発行し、各クラスの企画を紹介するなど、結構今の仕事にも通じることをこのころやってました(今思えば…ですけど)。

そして文化祭では演劇部の舞台を2本立てにし、集客を上げるために目玉企画として人気教師2人を出演させました(笑)。結構メチャクチャな内容だったかもしれません…。そして本番前日は顧問に黙ってこっそり泊り込みで稽古して、人生初の徹夜作業を体験!もうBGMはケツメイシの『仲間』です(爆)。そのまま本番まで突っ走り、終了直後に高熱を出して倒れたのはいい思い出です(本番終了後に卒業アルバムの記念撮影があったのですが、その写真はもうトランス状態の自分が写っています)。

ってなわけで、その後大学で演劇研究部に入部して芝居に没頭したわけですが。

この高校3年の4月から6月の、演劇部と文化祭実行委員会に全力を尽くした期間が、ある意味今の自分の土台になってますね。

改めて思うのは、人生、一度は「何かに夢中になって、必死にやり遂げる」経験って必要じゃないかな〜?ってことです。もちろん学生時代に限らず、社会人になってから仕事で夢中になってもいいと思います。そして一緒にやり遂げる仲間ってのも、ホント大事だし、いいもんです。

なんて振り返ってばかりもいられませんな。

これからもいろいろとチャレンジです。

そいでは。