総監視社会って案外、そう遠くない？
最近、Huluで配信中の「パーソン・オブ・インタレスト」というアメリカのドラマを観てます。
テロを防ぐために国内の監視カメラや携帯通信などあらゆる情報を掌握し、テロを起こす可能性を察知すると通知するというシステムが、テロ以外の犯罪も察知。それを元に事件を未然に防ぐっていう、まぁアメリカらしいストーリー展開のドラマなんですけど。
ドラマの中では、ニューヨーク市内のあらゆる監視カメラ（屋外の公共のものから、個人店舗のものまで）が全て繋がっていて、人物を認識したり音声を解読したりして、システムが危険人物を判断すると反応するという場面があります。監視カメラがネットワークに繋がってるってのは難しそうな気がしますが、携帯通信については監視されているということがニュースになったりしてますし技術的に可能なことなので、あり得るなぁと思ったり。
でも、そういえばイギリスとかでは実際に監視カメラを使った人物の認識システムが実験されてたりしますよね。少しずつドラマのようなことが可能になりつつあるのかも。
ところで、監視されてるとか言うと「プライバシーの侵害！」とか騒ぐ人がいますが、誰もあなたの個人的な情報なんて興味ないですよ〜と言いたい。やましいこと（犯罪は当たり前としても）がなければ気にする必要ないですしね。
しかし、最近のカメラの増加具合には目を見張るものがあります。おそらく日常での生活範囲でカメラの死角ってほとんど無いんじゃないでしょうか。
犯罪者を追い詰めるための監視カメラが、犯罪を未然に防ぐために使われるってのも、そう遠くない未来、本当に実現したりして。
